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長崎対馬地どり

絶滅に瀕した幻の鶏、長崎県在来種の「対馬地鶏」。羽毛は褐色で、顎の肉垂れの代わりに「毛髭」がある、非常に珍しい形態の地鶏です。対馬地方では、特別な接待や正月などに振る舞われる郷土料理「いりやき」の素材として珍重されてきました。1976年(昭和51年)、対馬市峰町より「ながさき対馬地どり(原種)」の種卵50個を長崎県畜産試験場(現長崎県農林技術開発センター)が導入し、改良を重ねてきました。「ながさき対馬地どり」は食味がいいとされる原種の本来の肉味を更に向上させるため、軍鶏の血脈を伝える「龍(たっ)軍鶏(しゃも)ごろう」と交配して新たに作り出された地鶏です。多くの「情熱」と「努力」が注ぎ込まれた「ながさき対馬地どり」をたくさんの方に食べていただきたい。その思いで私どもは開発者の方々や、生産者の方々と「ながさき対馬地どり」の飼育に挑戦しました。通常、若鶏の飼育日数は五十日程度ですが、百日以上もの期間をかけ愛情をこめて育てました。その肉は驚くほどジューシーで、臭みのない奥深い旨味が特徴です。